工事中に発生する傷について
失敗エピソード工事の最中に、手すりやドア枠、床などを傷つけてしまうことがあります。あるお客様へ建物を引き渡す前の立会の際、工事中に付けたキズが多く見つかり不快な思いをさせてしまい、ちゃんと全部直せるのかとお叱りを受けました。
その際、しっかり直せますので大丈夫ですと自信を持って回答をしましたが、直すことに自信を持つならなぜキズを付けない努力をしないのかと言われ、全くその通りで努力の方向が間違っていたと気づきました。
対策方法建物完成後に弊社スタッフが全棟傷チェックを行い、傷がつきやすい箇所の分析を行いました。該当する箇所に養生材を増やし、キズに対して関連しそうな業者への注意喚起を根気よく行いました。
その結果、以前は1棟当たり150カ所を越えるようなキズがあることもありましたが、大方の場合で7～8割程度減少しました。
また、毎年1回協力業者を集めて会議を行いますが、必ず「キズ0を目指す」という言葉を掲げるようになりました。上記【写真１】【写真２】【写真３】は実際に業者会で使用した資料になります。
