府中市に計画中の新築戸建住宅の高低差を計測!

こんにちは。設計の泉山です。
私は普段、設計担当として物件のプラン検討、図面作成を行っています。
もちろん設計の仕事の中で最も重要なもののひとつですが、今回はさらにもうひとつ、設計の重要な仕事をご紹介します。
その仕事とは、道路と敷地のレベル(高低差)を測ることです。
今回は府中市内にある新規物件で一緒に担当を勤める清水と一緒にレベルを測って来ました。
どうやって測るのかというと、、、このレーザーを使います!
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三脚を使って水平に据えると、縦と横にレーザーを出してくれます。
そのレーザーを、この受信機で受信して、その高さを計測するのです!
受信機はレーザーとの高さがぴったり合うと、音でお知らせしてくれるので、とってもラクなのです。
便利な世の中になりましたね!
現場では敷地全体を見渡せる位置にレーザーを設置して、建築時に基準の高さとするBM(ベンチマーク)の位置や道路と敷地の高低差、敷地全体の高さを数点計測し、その数値をもとに確認申請に必要な高さの検討や玄関ポーチの段数を決めていきます。
写真は道路の高さを測っている清水です。
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その他現地では、敷地境界の位置、雨水枡・汚水枡の確認、建築行為に支障があるものがないか等を確認しています。
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このように、建築工事に携わる私たちにとって、敷地と道路の関係はとても重要なものなのです。
作業中は道路の真ん中に立っていたり、敷地のまわりをうろうろして境界ブロックの段数を測ったりしているので、近隣の方の注目をよく集めてしまうのですが、ご迷惑にならないよう注意しながら作業していますので、こういう人たちを見かけたら「あぁ、今日も測っているなあ。これから何か建てるのかな」と思っていただけたら嬉しいです!
今回の府中市内の現場も近日公開予定ですので、お楽しみに!